みなさんは舌の正しい位置について、ご存知ですか？
食事や会話をしていないとき、舌は上顎に付いているのが正しい状態です。
例えば、舌が下顎の位置に下がっていたり(低位舌)上下の前歯で舌を挟んだり(舌突出癖)
する癖を総称して”舌癖”といいます。
この舌癖は、不正咬合(歯並び、噛み合わせが悪い状態)の原因となります。
子供の場合はどうでしょうか？
お子さんの歯を見て、「歯並びが悪い」「受け口になってるのかも。。」「遺伝かな。。」そう感じたことがある方も多いと思います。
確かに、歯や顎の状態の遺伝によってそうなる場合もありますが実は舌癖が問題になっているかもしれません。
この舌癖は、大人になっても残っていることもあり、例えば矯正治療で歯並びを治してもこの舌癖が邪魔をして元に戻ってしまう場合もあります。
では、どのように対処していけばいいのか、具体的に2つあげます。
①MFT(口腔筋機能療法)
これは舌や唇、頬などお口の周りの筋肉をトレーニングして正しい状態を覚えてお口をとりまく環境を整えていきます。
②マウスピース矯正
5歳から11歳ごろのお子さんが対象です。
取り外しのできるマウスピースを使って頂くことによってMFT同様、お口の周りの筋肉を鍛えて顎の位置を整え舌癖を治していきます。
子どもの舌癖は、なるべく早く取り除いてあげることが大切です。
お悩みの方は、是非一度ご相談ください。
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