「虫歯、歯周病、歯が折れたなどで歯を抜かないといけなくなってしまった。」
「生まれつき歯の本数が少ない」
こういった方は、歯のない部分を何かで補う必要があります。
その何かが次の３つです。
①入れ歯
②ブリッジ
③インプラント
この三つの違いをご説明します。
①入れ歯：取り外し可能の人工の歯です。残っている歯を少し削って支えにします。違和感、異物感があります。自分の歯の半分ぐらいの
効率でしか噛めません。保険診療、自費診療を選択できます。
②ブリッジ：取り外し不可能の人工の歯です。残っている歯を大きく削って支えにします。違和感、異物感は入れ歯よりも少ないですが、
自分の歯と比べ７割ぐらいの効率でしか噛めません。保険診療、自由診療を選択できます。
③インプラント：取り外し不可能の人工の歯です。チタンでできた人工歯根(インプラント体)のことで被せ物（上部構造）、土台（アバッ
トメント）、根っこ（インプラント）の３層構造。人工歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に土台、被せ物を装着します。残っている歯は基本的に触りません。３つの中では違和感、異物感は最も少ないです。自分の歯と比べ９割以上の効率で噛めます。全て自費診療となります。
こういった被せもののお話をする場合、当院が最も重要と考えている事は、
「今後、自分の歯をなるべく失わないためにはどれを選択すべきか」ということです。
残っている歯を支えにしたり、削ったりしてしまうと、当然その歯の寿命は短くなります。
つまり、入れ歯やブリッジだと少なからず残っている歯の負担になり今後新たに別の自分の歯を失うリスクが増えます。
ところが、インプラントの場合は顎の骨を利用することで自立して機能しています。そのため、周囲の歯にかかる負担は大幅に軽減できます。
自費診療となり高額治療になる点を除いては比較される治療よりもメリットが大きいことがお分かりいただけたと思います。
今どの治療を選択するかで10年後の自分のお口の健康状態が大きく変わってきます。
それは重要な「予防」と言えます。
以前入れ歯やブリッジ治療を行ってお困りの方はこの機会にご自身のお口の健康をぜひゆっくり考えてみてください。
※インプラントのリスクと留意点
・全身状態や顎の骨の状態によってはインプラントの治療を受けることが難しい場合があります。（かかりつけのお医者さんが見える方はその先生に全身の状態を詳しく）
・自分の⻭よりは⻭周病が進みやすいので、毎日の⻭の掃除、食生活に留意して、定期的な医院での⻭の掃除が大切です。また、補綴物(かぶせ物)はインプラント本体 より寿命が短いことが多いので、被せなおす必要が生じてきます。)
・たばこは特に悪影響が大きく、インプラントの寿命を短くします。
・噛み合わせ(⻭は磨り減った分だけ上下に出てきてその隙を補うようになりますが、インプラントは固定されたままなので３ヶ月に一度程度その調整が必要です。)
岡崎市の歯医者 岡崎プレシオ歯科・矯正歯科では患者様と長いお付き合いができるよう予防歯科、虫歯治療、歯周病治療、矯正治療、インプラント治療、抜かないといけないと言われた歯を残す治療、など様々な治療オプションを取りそろえております。お悩みの方は是非一度ご相談ください。
